がんセンターで培った研究視点を臨床に。基幹病院の第一線診療を支えています。
西岡 直哉
大学院ではどのような研究をされていましたか?
大学院1年目では山田准教授のもとで基礎研究に従事させていただきましたが、残り3年間は静岡県立静岡がんセンターでレジデントとして3年間臨床しながら臨床研究を行っておりました。国内留学での主な研究内容ですが、体組成、特に筋肉量や脂肪量の変化が免疫療法にどのような影響を与えるのか、患者様のデータを用いて調べておりました。
国内留学により得られた経験について教えてください
違う環境に身を置くことで、自身がこれまでに実施してきた治療、検査が正しいものなのかを俯瞰で見ることができました。また、臨床試験を実施するうえで必要な知識に触れることができました。
今後の目標について教えてください。
内的には、肺がん診療のみならず、その他の分野でもエビデンスに基づく治療をより理解、解釈できるようになりたいと思っております。
外的には、そのような解釈、データを発信できるようにしていきたいと思っております。