先輩インタビュー

専攻医期間中に研究の面白さを肌で感じ、納得してから大学院進学。今は肺がんバイオマーカー研究に没頭しています。

大学院生 中邨 亮太

中邨 亮太

大学院へ入学するきっかけを教えてください

私は、専攻医としてJCHO神戸中央病院で3年間勤務した後、専攻医として本学に入職し、その翌年に大学院に入学しました。直ちに大学院に入学しなかった理由は、離れた場所で勤務していたため、大学院の様子が分からず、大学院入学に不安があったためです。本学に入職した後は、私が研究に興味を持っていたこともあり、専攻医のときから研究を開始させていただき、大学院生として研究を継続したいと思うに至りました。

実際に大学院に進学していかがですか?

臨床現場にいたときと比較して、新しい研究手技を獲得したり、様々な研究資料を作成したり、新しいことを経験する機会が増えたと感じております。担当している研究が順調に進まないこともありますが、新しいことに挑戦する機会が多く、日々充実感を感じております。

研究の内容や毎日の生活・意識の変化などあればおしえてください

私は、EGFR肺がんの新規治療法に関する基礎研究、EGFR肺がんのバイオマーカーに関する臨床研究などを行っております。どちらも実臨床に応用できる可能性がある、やりがいのある研究です。私生活では子供が生まれたこともあり、専攻医のときとは全く違った生活を送っています。大学院に入学し、やりたいことが増え、限られた時間を有効に使いたいという気持ちが強くなりました。今年度からは大学フェローシップ事業の支給対象者に選定いただき、やりたいことに集中する環境が整って参りました。

後輩へのメッセージをお願いします

COVID-19の影響で大学院生と交流できる場が減り、大学院の様子が分からず、大学院に入学しようか迷っている先生もいらっしゃると思います。そのような場合は、私のように専攻医として本学で勤務しながら考えてみるのも一つの選択肢だと思います。

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